つながる青空市は2011年3月11日に発生した東日本大震災の後

「被災地や地域の為に役立ちたい」という思いから実行委員を結成し

震災時 0歳だった遺児・孤児が18歳になるまで

生活支援、里親会の活動支援を行っていきます。

ブログ

つながる青空市の想い

東日本大震災から10年。
私達の心の中からあの衝撃は少しずつ薄れて来てしまっているかもしれませんが、度々起こる今までに経験のない自然現象。
いつ、どこで災害に遭遇してもおかしくないという何とも言えない不安が誰の心の中にもあるのではないでしょうか。

あの大震災は私達人間に
このままでいいはずがない。
生き方を考えなさい。
そう言っている気がしました。

豊かな物も食も
ガス・水道・電気などの快適なライフラインも
便利な携帯やスマホの生活も
何もかもが止まった時。。。

問われるのは
人間そのものの力【人間力】 と 助け合える【つながり】
だということも痛切に感じた震災でした。

しかし、そんな気持ちも、何かあった時の為に備えておくべきことも普段から考えておこう!とは思うものの、いつ起こるかもわからないものよりも日々の忙しさについ全てが後回しになりがちです。

そこで、つながる青空市では
岩手県里親会への支援はもとより、それと同時に自分達がもしも実際に
災害に遭遇した時に本当に役に立つ知識の体験会や
ワークショップを開催していき、被災地とここ秋田の地域の沢山の方との
つながりを深めていきたいと思っております。

これまでは
日本赤十字による災害用避難テントの体験や防災グッズや
日赤の救護活動の紹介、

ボーイスカウトによる野外アウトドア検定方式のサバイバル知識
(火起こしやはんごうでの炊飯、ロープの結び方等)の体験
また、人間力そのものの観点から体と心を育む「食」も大切と考え
安全な野菜や地元の保存食などもブース展開してきました。

食に向かう心は生きる事に真摯に向き合う心。
食べ物の嗜好がその人の思考を作るといっても過言ではない食。
思考は志向となり我々の向かうところとなる食。
日本の伝統のお味噌や保存食
地元秋田の食材や無農薬米や野菜
添加物を使わない安全な食などを見直すことをはじめとして
時間がかかる、手間がかかることは愛情の裏返しであることを見直し、
次世代を担う子供達の食育、「ココロとからだを作る食」について
子供達を誘導する大人も一緒にこのイベントを通して何かを考えたり
感じたりするきっかけになるようなイベントであり続けたいと思っております。

人生の先輩達は経験と知恵を。
若者達はエネルギーと力を。
いざという時に大切な【つながり】が持てるよう、地域のみんなでつながっていけるイベントでありたいとも思っています。

政治や社会のせいにしているのではなく、まずは自分から。
原点を見つめ直す一人一人の意識的な行動が、次世代の大きな一歩の
はじめであると信じて。
被災地支援と同時にそこから学ぶことでここ秋田でも
ずっとこの青空が見られるよう
《地域や人》
《昔の古き良き知恵と今》
それらがつながる
【つながる青空市】を継続して開催していきたいと思っています。

世代を超えて家族・友達・仲間との絆の再確認と新しいつながりを作り
イベントを通して絆を結び、
人への思いやりなどを学ぶことで地域ぐるみで助け合える環境を深め、
震災復興支援へと結びつけ支援の輪を強くしていきたいと思っております。

被災地では6年を機に打ち切りになる支援が様々あるようです。
ここからが本当にあの日感じた事を忘れずにつながってゆく時ではないでしょうか。

当イベントは
震災時0歳児だった子供が18歳になるまで継続した支援を続けていく予定です。

お振込先

わたしたち、つながる青空市では、イベント以外でも常時ご寄付を承っております。

秋田銀行 外旭川支店(アキタギンコウ ソトアサヒカワシテン) 店番:156

普通口座 1038687

口座名義 つながる青空市 代表 永瀬幸子(ツナガルアオゾライチ ダイヒョウ ナガセサチコ)

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